動物と人の共生 - ヤマザキ学園大学 比較腫瘍学研究室

新着情報

19.11.02 カテゴリー:イベント

丸尾幸嗣 令和元年度 八王子学園都市大学 いちょう塾 公開講座 「犬と猫がんの予防と治療について 〜飼主へのメッセ―ジ〜 10月16日(水)13:30〜15:00」の講演を行った。

丸尾幸嗣 令和元年度八王子学園都市大学いちょう塾 公開講座 「犬と猫がんの予防と治療について 〜飼主へのメッセ―ジ〜 10月16日(水)13:30〜15:00」の講演を行った。

ヤマザキ学園大学 比較腫瘍学研究室 外部リンク 八王子学園都市大学 いちょう塾

19.11.02 カテゴリー:ピックアップフォト

ピックアップフォト 2019年11月

人、犬、そして孫

人、犬、そして孫

19.11.02 カテゴリー:今月のひとこと

今月のひとこと 2019年11月

『物事を広く捉える』

人は物の見方や考え方が大切だといわれる。抽象的でよくわからない、実感できないと思う方も多いであろう。物の見方や考え方の中には、物事を広く捉えることも含まれる。

例えば、就職活動を例に挙げよう。一つの会社を見て、気に入って入社する。何も不満がなく定年を迎える場合には何も言うことはない。入社した会社に不満が出てきて、どうしようか迷う。その時、他の会社の情報を収集できれば、今の自分の状況を客観的に観ることができる。

今の不満は一時的で、取るに足りないものなのか、今後の人生を考えると転職したほうがいいのか考える材料になるだろう。情報だけでなく、実際に体験することの方が進路を決断する際に説得力を増す。若いうちに様々な体験をすることの重要性を説く所以である。

二度とない人生において、どのような環境で仕事をするのかは人生を左右する重大事である。

19.11.02 カテゴリー:動物医療現場のよもやま話

動物医療現場のよもやま話 2019年11月

「伴侶動物医療の今後を考える」

One Healthは地球という惑星を存続させるための基本的思想であるが、その考え方は学問体系にまで多大の影響を与えている。One Healthは、人の健康、動物の健康、環境の健康は別々に論じるものではなく、三位一体となって初めて意味をなす、というものである。今までは独立していた医学、獣医学、工学、農学などの学問体系は、異分野ではあるが関連する学問分野と連携をとり、地球とその中で暮らしている人類の存続に貢献しようとしている。

One Health思想を医療に適応すると、One Medicineということになる。人の医療と動物の医療を別々に扱うのではなく、両者を一括りにすることによって、今まで解決できなかった人や動物の病気が克服されるようになるというものである。これらの考え方は、人と動物の共通する難治性疾患であるがんに限定すると、Comparative Oncology、すなわち比較腫瘍学となる。

比較腫瘍学の比較対象は、主に人と伴侶犬である。人の最良の友である犬は、人と同じ環境で生活し、同じようながんに罹患する。がんに対して、医学および獣医学両面から新しい治療法や予防法を開発し、人もしくは動物という垣根を取り払ってがんそのものを克服しようとするものである。

最近、Zoobiquity(汎動物学)という概念が提唱されている。医学、獣医学、進化生物学を統合することによって、医学の進歩は加速するというものである。人は進化の過程で、目には見えなくても、様々な動物の特徴や性質を潜在的に受け継いでいる。今、克服できていない人の難病であっても、動物の病気を見直したり、進化の過程を読み解くことにより、解決の糸口が見えてくるというものである。

Zoobiquityは、進化生物学を取り入れた点で、従来からいわれている比較医学よりも間口は広い。ここで強調したいのは、One Health, Comparative Oncology, Zoobiquityにしても、今までは医学と獣医学の人たちの間の温度差が大きかったことである。獣医学は医学に熱心にアプローチしても、医学は人を対象とする唯一無二のMedical Scienceであり、医学そのものを発展させることが人の健康と福祉につながるという考え方をする医学者が多かった。

しかし、ここに来て医学から獣医学にアプローチしてくる事例が増えてきている。それは、獣医学における伴侶動物医療の進歩によるのみならず、伴侶動物の今後の方向性を真に示唆しているものと考える。

19.10.07 カテゴリー:ピックアップフォト

ピックアップフォト 2019年10月

ディルと子供の関係

ディルと子供の関係

19.10.07 カテゴリー:今月のひとこと

今月のひとこと 2019年10月

『気の持ちよう』

人は日常生活を過ごす中で、気持ちの浮き沈みを感じながら生きている。目の前の難題に打ちひしがれてしまったり、自身の無能さに自己嫌悪を感じたりする。

そのような時は、明日のことなど考える余裕も無く、まさに分厚い壁に突き当たったような感慨にとらわれる。しかし、これ以上前に進めないかといわれれば、そうでもない経験をされた方が多いであろう。私などは、酒をぐっと飲んで寝てしまう。そうすると、昨日までの自分とは違う翌朝の自分がいることがある。

真に眠れない深い悩みを持つこともあろう。そのような時は、自分の立場を俯瞰する、客観視することだ。別の自分が悩み多き自分を観た時、案外と大した悩みではないこと、命と引き換えにするような一大事ではないことを実感するであろう。
問題から逃避するのではないが、開き直るということになるのかもしれない。

19.10.07 カテゴリー:動物医療現場のよもやま話

動物医療現場のよもやま話 2019年10月

「学校飼育動物と動物看護教育」

命の大切さを子供の頃から醸成させるため、「命の授業」が小中学校などで実施されている。また、同時に「学校飼育動物」と触れ合うことにより、動物の温もりと限りある命のはかなさを実感させる活動が行われている。これらの活動は好意的に受け入れられてきたが、現状では動物の日常の世話などは教員が主に負担せざるを得ない状況になっていると聞いている。特に、動物の苦手な教員は、動物の健康管理や病気対策に困惑するであろう。

動物が病気になった時は、地域の獣医師会が獣医師を派遣して対応することもあるが、十分ではない。これらの根本的解決には、「学校飼育動物」の適正な飼い方を生徒たちに指導し、健康管理に責任をもって担える教員が不可欠である。動物看護教育を実施している大学に、併せて教職課程を設ける必要性を強く感じる。

19.10.07 カテゴリー:ニュース

丸尾幸嗣・森 崇・川部美史 監修のCAP連載『犬と猫のがん緩和・支持療法とがん看護』の第20回 がん緩和のための各種テクニック ④ 胸腹水の管理(山田晃史、齋藤めぐみ 執筆、2019年10月号)が発刊された(緑書房)。

丸尾幸嗣・森 崇・川部美史 監修のCAP連載『犬と猫のがん緩和・支持療法とがん看護』の第20回 がん緩和のための各種テクニック ④ 胸腹水の管理(山田晃史、齋藤めぐみ 執筆、2019年10月号)が発刊された(緑書房)。

 緑書房 月刊「CAP」

19.09.07 カテゴリー:ニュース

丸尾幸嗣・森 崇・川部美史 監修のCAP連載『犬と猫のがん緩和・支持療法とがん看護』の第19回 がん緩和のための各種テクニック ③ 消化管ストーマ(大喜多直子、齋藤めぐみ 執筆、2019年9月号)が発刊された(緑書房)。

丸尾幸嗣・森 崇・川部美史 監修のCAP連載『犬と猫のがん緩和・支持療法とがん看護』の第19回 がん緩和のための各種テクニック ③ 消化管ストーマ(大喜多直子、齋藤めぐみ 執筆、2019年9月号)が発刊された(緑書房)。

 緑書房 月刊「CAP」

19.09.07 カテゴリー:ピックアップフォト

ピックアップフォト 2019年9月

オオムラサキ自然公園でのディル

オオムラサキ自然公園でのディル