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研究室紹介
比較腫瘍学研究室とは
この研究室は動物臨床看護学の教育と研究を担当する研究室の一つとして、2016年4月に開設されました。教育は、動物臨床看護学の内科、外科、総合の講義、そして外科、総合の実習を分担して実施しています。4年生になると学生は各研究室に所属して、卒業論文を作成します。がんの動物看護に関することを主要テーマとして、2016年度は7名の学生を指導し、卒業論文を完成させました。
研究は、伴侶動物のがんを克服するための診断治療、看護や予防研究を行っています。特に力を入れているのは、フードによりがんの予防を実現することです。現在、がん予防効果の期待されている緑茶とローズマリーエキス入りのフードを家庭犬に与えて、がんの発生を抑制できるかどうかを検証しています。また研究室の名前の通り、犬と人のがんを比較研究して、犬のがんの成果を人のがん克服に生かすことを目指す”比較腫瘍学”という学術分野の発展に尽力しています。
スタッフの紹介
丸尾 幸嗣
教授、獣医師、獣医学博士、日本小動物外科設立専門医、日本実験動物医学生涯専門医、岐阜大学名誉教授
専門は獣医外科学、獣医臨床腫瘍学で、経歴は次の通りです。
専門
比較腫瘍学、動物臨床看護学、獣医臨床腫瘍学、獣医外科学
経歴
- 1973年 東京農工大学 農学部獣医学科 卒業
- 1975年 東京農工大学 農学研究科 修士課程 家畜外科学専攻 修了
- 1975年〜1978年 日研化学株式会社 大宮研究所前臨床研究室
- 1978年〜1989年 財団法人実験動物中央研究所・腫瘍研究室
- 1989年〜2004年 東京農工大学 農学部獣医学科 家畜外科学講座 助教授
- 1998年〜1999年 米国ウィスコンシン大学 獣医学部 文部省在外研究員
- 2004年~2016年 岐阜大学 大学院連合獣医学研究科 教授
- 2010年〜2016年 岐阜大学 比較がんセンター センター長
- 2016年〜2017年 岐阜大学 フェロー
- 2016年〜 ヤマザキ学園大学 動物看護学部 教授
野口 孝
研究補助員(ゴールデンとバーニーズのがん予防試験事務局担当)
学内共同研究者
- 斎藤 めぐみ 先生
ヤマザキ学園大学 実習助手 動物看護学
動物の終末期看護教育に興味を持つ。 - 勝又 夏歩 先生
ヤマザキ学園大学 実習助手 動物看護学
動物のがん早期発見の方策に興味を持つ。
学外共同研究者
- 森 崇 先生
岐阜大学 応用生物科学部 教授 博士(獣医学)
伴侶動物がんの二次診療に従事 動物の難治性がんの新規診断と治療法の開発を行っている。 - 村上 麻美 先生
岐阜大学 応用生物科学部 助教 博士(獣医学)
伴侶動物がんの二次診療に従事 動物がんの病理病態に基づく臨床研究を行っている。 - 川部 美史 先生
岐阜大学 応用生物科学部 助教 博士(獣医学)
伴侶動物がんの二次診療に従事 がん緩和療法を担当している。 - 岩崎 遼太 先生
岐阜大学 応用生物科学部 附属動物病院 助教
伴侶動物がんの二次診療に従事 動物がんの症例および臨床研究を行っている。 - 駒澤 敏 先生
知多愛犬病院 院長 博士(獣医学)
診療の傍ら、動物がんの疫学研究に興味を持つ。 - Dr. Kazuki Heishima,
DVM, PhD, RPS, DJCVP
Assistant Professor (specially appointed)
The United Graduate School of Drug Discovery and Medical Information Sciences, Gifu University - Dr. Takamitsu Kato,
PhD, Associate Professor, Radiation Cancer Biology & Oncology, Department of Environmental & Radiological Health Sciences, Colorado State University