動物と人の共生 - ヤマザキ学園大学 比較腫瘍学研究室

新着情報

Archive 1, 2020

20.01.07 カテゴリー:ニュース

丸尾幸嗣・森 崇 監修のCAP連載『犬と猫のがん緩和・支持療法とがん看護』の第22回 安楽死(川部美史、木本三恵、小笠原真希 執筆、2020年1月号)が発刊された(緑書房)。

丸尾幸嗣・森 崇 監修のCAP連載『犬と猫のがん緩和・支持療法とがん看護』の第22回 安楽死(川部美史、木本三恵、小笠原真希 執筆、2020年1月号)が発刊された(緑書房)。

 緑書房 月刊「CAP」

20.01.07 カテゴリー:ピックアップフォト

ピックアップフォト 2020年1月

ディルのウェルカムボード

ディルのウェルカムボード

20.01.07 カテゴリー:今月のひとこと

今月のひとこと 2020年1月

『ロマンとリスク』

若人よ、ロマンとパッション、アドベンチャーでいこう、とよく言われる。“ロマン”とは、憧れであったり、自身の想いであったり、自分がこれから実現させたい目標であったりする。その様な想いを抱くことにより、人生の生きがいをみつけるきっかけとなることがある。

ただし、“ロマン”には“リスク”がつきものである。自身の平穏な生活が脅かされる、貧乏生活になるかもしれない、孤立するかもしれない、などである。そうなると、アドベンチャーに出かけることを躊躇する。それができるかどうかは、パッション次第であるということになる。

“ロマン”を抱き、その実現に向かって努力することは、なにも若人の特権ではなく、年齢とは関係のない人生のひとつの生き方なのであろう。

20.01.07 カテゴリー:動物医療現場のよもやま話

動物医療現場のよもやま話 2020年1月

「がん治療の考え方」

“がんと戦うな”、“がんと診断されても、自覚症状がなければなにもしない方が良い”、“がんによる痛みなど、自覚症状のある場合にはその対症療法は実施した方が良いが、手術や抗がん剤治療はしない方が苦しまずに長生きできる”、“がん医療はビジネスである”、“がん治療は原始的であり、あてにならない”、
これらは広く知られた近藤誠理論であり、ある意味では的を得た考え方である(ここでいうがんとは、主に固形がんを意味する)。

この考え方が支持される根拠は、がんと診断され、医師の勧めるまま手術や抗がん剤治療などを続けても、苦しい闘病生活の後亡くなってしまう人たちが多いという現実があるからである。見方を変えると、近藤誠理論はがん患者のQ O Lを最優先にした考え方とも言える。

正に、がん看護の目標に当てはまる。ここでよく考えておかなければならないことは、がんと診断された患者全てに対して、積極的治療を放棄することが果たして良いかどうかである。根治できるがんと根治できないがんの見極めが、難しいけれども最も重要な判断となるのではないだろうか。