動物と人の共生 - ヤマザキ学園大学 比較腫瘍学研究室

新着情報

19.10.07 カテゴリー:今月のひとこと

今月のひとこと 2019年10月

『気の持ちよう』

人は日常生活を過ごす中で、気持ちの浮き沈みを感じながら生きている。目の前の難題に打ちひしがれてしまったり、自身の無能さに自己嫌悪を感じたりする。

そのような時は、明日のことなど考える余裕も無く、まさに分厚い壁に突き当たったような感慨にとらわれる。しかし、これ以上前に進めないかといわれれば、そうでもない経験をされた方が多いであろう。私などは、酒をぐっと飲んで寝てしまう。そうすると、昨日までの自分とは違う翌朝の自分がいることがある。

真に眠れない深い悩みを持つこともあろう。そのような時は、自分の立場を俯瞰する、客観視することだ。別の自分が悩み多き自分を観た時、案外と大した悩みではないこと、命と引き換えにするような一大事ではないことを実感するであろう。
問題から逃避するのではないが、開き直るということになるのかもしれない。