動物と人の共生 - ヤマザキ学園大学 比較腫瘍学研究室

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18.01.10 カテゴリー:動物医療現場のよもやま話

動物医療現場のよもやま話 2018年1月

「獣医師はcureを、動物看護師はcareを考える」

動物医療は獣医師と動物看護師のチームワークで成り立っている。今や動物看護師の数は獣医師の数よりも多く、動物看護師無くして動物医療は成り立たない。がんの診療において、獣医師は常にcureを目指す。Cureを断念した途端に飼い主は動物病院から遠ざかることが多い。本当はがんの進行に伴う痛みや体の不調に対してcareが必要な時期であるのだが。動物がん医療において、終末期を含めたこのような時期こそ動物看護師の役割が期待されている。