丸尾幸嗣・森 崇・川部美史 監修のCAP連載『犬と猫のがん緩和・支持療法とがん看護』の第10回 腫瘍随伴異常症状に対する対応② 高カルシウム血症(村上麻美、齋藤めぐみ 執筆、2018年12月号)が発刊された(緑書房)。
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新着情報
18.12.03 カテゴリー:ニュース
丸尾幸嗣・森 崇・川部美史 監修のCAP連載『犬と猫のがん緩和・支持療法とがん看護』の第10回 腫瘍随伴異常症状に対する対応② 高カルシウム血症(村上麻美、齋藤めぐみ 執筆、2018年12月号)が発刊された(緑書房)。
18.12.03 カテゴリー:ピックアップフォト
ピックアップフォト 2018年12月
落ち葉の上に佇むディル
18.12.03 カテゴリー:今月のひとこと
今月のひとこと 2018年12月
『人生の選択』
ヒトはそれぞれの人生を歩むことになる。誰一人として同じ道ではない。何となくうまく進む道もあれば、大変困難を要する道もある。しかし長い人生を観たとき、常に楽な道だけとは限らない。そのような困難に出会った時、初めてその人の人間性が試される。
“考える力と自主性”、これがその人のその後の人生を左右するキーワードだと思う。自分の考えを持ち、迎合することなく自分らしく生きていける、これが人生の目標であり、死ぬまでそうありたいとも思う。
18.12.03 カテゴリー:動物医療現場のよもやま話
動物医療現場のよもやま話 2018年12月
「職人気質と社会性題」
動物医療に携わる者としては、その分野のスペシャリストになることが大きな目標となる。
例えば外科を専門とする者は、その道の第一人者といわれる存在となることを目指す。毎日の手術を一つ一つ確実にこなし、くり返し、蓄積し、その道の熟練者としての名声を得る。この過程は、職人が一人前になる過程ととても良く似ている。
「わたしは手術しかできない人間で、それ以外のことは何もわからない専門バカです。」という人と、「私の生活の大部分は手術に費やされているが、自分の職業を俯瞰し、社会とのつながりを考えることが最大関心事です。」という人がいた場合、あなたはどちらの人を評価するであろうか。
年代や職場および生活環境によってもその答えは異なってくるかもしれない。毎日の生活に汲々としていても、後者のようになりたいと思うのは私だけだろうか。
18.11.11 カテゴリー:イベント
バーニーズジャンボリー 2018に参加
バーニーズジャンボリー 2018に参加した。丸尾は、11月10日にセミナー「バーニーズマウンテンドッグとがんについて」を行い、11月11日にがん相談室を開設した。
18.11.05 カテゴリー:イベント
ヤマザキ動物看護フォーラムが開催される(テーマ:「オーストラリアの動物看護師国家資格の現状と課題並びに我が国の国家資格制度への取り組み」、日時:2018年12月10日(月) 14:00〜15:30、場所:ヤマザキ動物看護大学、共催:ヤマザキ動物看護大学・ヒトと動物の関係学会)。
ヤマザキ動物看護フォーラムが開催される(テーマ:「オーストラリアの動物看護師国家資格の現状と課題並びに我が国の国家資格制度への取り組み」、日時:2018年12月10日(月) 14:00〜15:30、場所:ヤマザキ動物看護大学、共催:ヤマザキ動物看護大学・ヒトと動物の関係学会)。
18.11.05 カテゴリー:ピックアップフォト
ピックアップフォト 2018年11月
山中湖付近のドッグランのディル
18.11.05 カテゴリー:今月のひとこと
今月のひとこと 2018年11月
『老いを考える』
年を取ると仕事の第一線から身を退くことになる。身を退く時期は人それぞれである。早く身を退いて、他からの制約を受けずに自分らしく残りの人生を過ごしたいという人がいる。できる限り現役のままで仕事を続ける人もいる。後者の場合、その人の体力や気力、健康への不安などが無いことが好ましい。そうでなければ、周りに迷惑をかけ、老害と呼ばれることになる。
18.11.05 カテゴリー:動物医療現場のよもやま話
動物医療現場のよもやま話 2018年11月
「日本動物看護学会第27回大会でのトピックス2題」
動物看護師の国家資格化についてのシンポジウムで、講演内容から印象に残った2つのトピックスについて紹介したい。
1つ目は、わが国の動物看護師の役割についてである。その役割は明確にメディカルケア、ヘルスケア、ソーシャルケアの3つに集約できるという。メディカルケアは動物病院において獣医師とともに動物医療の一端を担う役割、ヘルスケアは動物の健康維持および病気の予防に関する役割、ソーシャルケアは人と動物の人獣共通感染症の予防ならびに老人とそのペットの在宅看護など、人と動物の健康で幸せな環境作りへの役割である。メディカルケアとソーシャルケアは他分野の専門家との共同作業となるが、ヘルスケアは動物看護師が単独で活動できる領域となる。
2つ目は、動物看護学の今後の進展を考える上で必要なこととは何かという課題で、今は教育と実践に注目が集中しがちである。しかし、それだけでは不十分で、教育にはエビデンス、すなわち裏付けされた学術的成果が伴わなければならない。そのためには多くの原著論文が作成・公表されなければならない。研究の重要性と必要性を認識して初めて、動物看護学の継続的発展や動物看護師の国家資格化が実現する。
18.11.04 カテゴリー:イベント