動物と人の共生 - ヤマザキ学園大学 比較腫瘍学研究室

新着情報

18.07.03 カテゴリー:ピックアップフォト

ピックアップフォト 2018年7月

昼寝から眼を覚ました瞬間のディル

昼寝から眼を覚ました瞬間のディル

18.07.03 カテゴリー:今月のひとこと

今月のひとこと 2018年7月

『半世紀後の夢見心地』

先日、研究会に参加するため母校の大学を訪れた。最寄りの駅から学生の頃と同じように同じ道を徒歩で辿って行った。時間に余裕があったので、ゆっくりと周りを見渡しながら。
 当時と同じ家並みを見つけて感心したり、どうしても見覚えのない景色に立ち止まったりした。同級生の下宿していた大屋さんの表札は以前と同じで懐かしく、その前にあったパン屋さんは別のお店になっていた。
 あの当時から既に半世紀が経っているとは、何か夢を見ているようであった。

18.07.03 カテゴリー:動物医療現場のよもやま話

動物医療現場のよもやま話 2018年7月

「がんの“未病”考える」

がん医療の現場は当然だが、がん患者の治療が目的である。がんを治療し、根治を目指すことが使命となっている。そのために、画期的治療薬(法)の開発や早期発見できるがんのバイオマーカーの研究が盛んに行われている。
 マイクロRNAによるがんの早期発見は、血液を用いるのでリキッドバイオプシーと呼ばれている。極めて感度の高い診断マーカーであるため、マイクロRNAが異常値を示してもCTやMRIでさえも病巣を見つけることができないかもしれない。いわゆる“未病”と言われる状態であり、病気の前兆はみられるけれども病気とは言えない状態を指す。
 このような患者に対する処置をどうするか、水面下の戦いがこれから始まる。身体の中にはがんは確かに存在するけれども、病巣がみられない未病を未病のまま天寿を全うさせるという、根治とはまた違った発想の治療法になるのかもしれない。

18.06.04 カテゴリー:ピックアップフォト

ピックアップフォト 2018年6月

足長で格好いい6歳になったディル

足長で格好いい6歳になったディル

18.06.04 カテゴリー:動物医療現場のよもやま話

動物医療現場のよもやま話 2018年6月

「動物がん看護の重要性」

ヒトと同じように、寿命が延びるとともに犬や猫のがんは増加している。飼主としてはできるだけのことをしたい、ヒト医療でできることは動物医療でもやってもらいたいという希望がある。そのため、獣医大学附属動物病院など二次診療施設では高度医療が行われている。その反面、高度医療をしても治らないがんの動物たちも少なからずいる。そのような動物たちのためにどのようなことができるのか、これからが「動物がん看護学」の正念場になっている。

18.06.04 カテゴリー:今月のひとこと

今月のひとこと 2018年6月

『年寄りの独り言』

歩く速度が遅い、ヒトの名前が出てこない、節々が痛む、それらに加えて若い時は難なくこなしていたことが大変億劫に感じる。これが加齢というものか。本当にやる気をなくせば、リタイヤア。それまで頑固ジジイで生きていく。

18.06.04 カテゴリー:ニュース

丸尾幸嗣・森 崇・川部美史監修のCAP連載『犬と猫のがん緩和・支持療法とがん看護』の第4回緩和的化学療法(村上麻美、木本三恵、小笠原真希、齋藤めぐみ 執筆、2018年5月号)が発刊された(緑書房)。 

丸尾幸嗣・森 崇・川部美史監修のCAP連載『犬と猫のがん緩和・支持療法とがん看護』の第4回緩和的化学療法(村上麻美、木本三恵、小笠原真希、齋藤めぐみ 執筆、2018年5月号)が発刊された(緑書房)。

 緑書房 月刊「CAP」

18.05.24 カテゴリー:ニュース

バーニーズマウンテンドックロングライフプロジェクトのニュースレター 第1号がプロジェクト事務局(丸尾研究室)より発行された。

バーニーズマウンテンドックロングライフプロジェクトのニュースレター 第1号がプロジェクト事務局(丸尾研究室)より発行された。

18.05.01 カテゴリー:ピックアップフォト

ピックアップフォト 2018年5月

ツツジの花とトリミング後のディル

ツツジの花とトリミング後のディル

18.05.01 カテゴリー:今月のひとこと

今月のひとこと 2018年5月

『クローバーの地下茎はたくましい』

連休を利用してわが家の庭の手入れをする。普段手入れをしていないため、クローバーが繁茂している。芝の生育を促すため、クローバーを抜くことにした。
 茎を引っ張ると複雑に絡み合った地下茎が見えてくる。しかも、ものすごく密に絡み合ったクローバーは、私に徹底抗戦を挑んでいるかのようだ。神経細胞の巨大なネットワークを構成している脳を連想する。
 人間関係のネットワークも、このように密に絡み合って情報共有が徹底できれば、さぞかし風通しの良い組織が出来上がるのだろう。